Simply put:シンプルに何するの?

put はちょっと掴みどころのない動詞です。read は「読む」だし、write は「書く」だし、eat は「食べる」だし、じゃあ put は何だと問われると、一瞬「ん?」となってしまいます。あえて言うなら「置く」でしょうかね。でも今回の put は「置く」ではありません。

では何でしょう。

実際、put にはいくつか意味があるのですが、そのひとつを Cambridge Dictionary は「to express something in words」と説明しています。「何かを言葉に置き換える、言葉で表現する」という意味ですね。

たとえば、自分の考えを言葉にするのが難しいときってあるでしょう? そういうとき、こんなフレーズを使いませんか?

How shall I put this?
「何て言ったらいいのかな」

Let’s put it this way.
「こう言ったらどうだろう」

Let me put it another way.
「別の言い方をするね」

Cambridge の例文をいくつか引用しましょう。

Why do you always have to put things so crudely?
「なんで君はいつもそんな身も蓋もない言い方をするんだ?」

She wanted to tell him that she didn’t want to see him any more, but she didn’t know how to put it.
「彼女は彼に、あなたにはもう会いたくないと言いたかったのだが、それをどう伝えればよいのか分からなかった」

Cambridge とか Macmillan とか、英国系の辞書にはこういう「なんでこれ?」みたいな例文がけっこう多いです。

さて表題の Simply put(または Put simply)ですが、これで「簡単に言えば」とか「平たく言えば」という意味になります。ふつうは文頭に置いて使います。

ほかにも to put it frankly(率直に言えば)とか to put it bluntly(単刀直入に言うと)など、put と副詞を組み合わせたフレーズはけっこうたくさんあります。put は「言葉で表す」と覚えておけば、いろいろと応用がきくと思います。

機会があったら使ってみてね。最後まで読んでくれてありがとう。

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