A beer for starters!:とりあえずビール!

日本人が外国人に教えたがる日本語のひとつになぜか「とりあえずビール!」があります。英語では何という?

注文を取りに来たウェイターさんに「ビールお願いします」はこんな感じ。

I’ll have a beer.
「ビールください」

文末に「手始めに」を意味する for starters をつけると「とりあえず」感が出ます。

I’ll have a beer for starters.
「とりあえずビールください」

こんな言い方でも OK。

I’ll start with a beer.
「まずはビールで」

最初の一杯を飲み終えると、隣の友人がすかさず聞いてきます。

How about another drink?
「もう一杯どう?」

あなたはこう答えます。

Why not?
「いいね」

「そろそろワインにしようか」なんて聞かれるかもしれません。

Would you like to move on to wine?
「次はワインにする?」

あるいは。

Would you like some wine instead of beer?
「ビールじゃなくて、ワインにする?」

「よし、ワインにしよう」という答えなら上と同じ。

Why not?
「いいね」

ビールのままが良いなら。

I think I’ll stick to beer.
「私はビールでいいかな」

「ワインにする?」と誘われて「ビールでいい」と答えるのは、実質的に「ノー」とお断りしていることになります。こういう場合、例文のように I think を入れるとちょっと柔らかい感じになりますよ。「私はビールでいいかな」の「かな」みたいに。

機会があったら使ってみてね。

このコンテンツについてコメントする(質問もこちらへ)

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です