You deserve to be happy:幸せになるべき人

動詞 deserve のおさらいです。基本的な意味は「~を受けるに値する」なのですが、いざ deserve を使ったセンテンスを訳そうとすると、なかなかしっくりくる日本語が見つからない。deserve はそういう単語です。

さて。

この週末に、『セレステ∞ジェシー』という古い映画を見ました。学生時代に恋に落ち、そのまま結婚したセレステとジェシーですが、現在は離婚調停中。互いに新しい恋を探す一方で、いつまでも親友でいたいと願っています。いい映画ですよ。

映画のなかにこんな台詞が出てきます。

You deserve to be happy.

あなたは幸せになるに値する人間だ。あなたは幸せになるべき人よ。

あなたが何かを得るべくして得るとき、英語ではこれを you deserve something(~を受けるに値する、ふさわしい)と表現します。deserve to do something のように不定詞を伴うこともあります。

たとえば、この半年、あなたは猛烈に仕事をしました。

After all that hard work, you deserve a vacation.
「あれだけ仕事をしたのだから、休暇を取っても誰も文句は言わない」

あるいは。

You deserve to be well paid.
「十分な報酬をもらってしかるべきだ」

もうひとつ不定詞が続く例文。

あんなに練習したんだから、

They certainly deserved to win that game.
「勝って当然だよね」

それにしても。

You deserve to be happy.

これは誰かに言ってもらってなんぼだね。自分で言うとさむい。

I deserve to be happy!
「私は幸せになるべき人間よ!」

ね?

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