If you can’t beat them, join them:長いものには巻かれろ

長いものには巻かれろとは、権力者や上位の者には逆らわないほうがいいよ。とりあえず従っておくのが得策。そういう弱者の処世術、みたいなことわざですね。さて英語。

If you can’t beat them, join them.

ある記事を翻訳していたら、このフレーズに出くわしました。日本語の検索エンジンで検索すると、結果ページには冒頭の「長いものには巻かれろ」がずらーっと並びます。

確かに、場合によっては、このことわざの英語バージョンとして If you can’t beat them, join them を使うこともできるのですが、必ずしもぴったり同じというわけではありません。

私個人の経験に照らすと、Cambridge Dictionary の説明が一番しっくりくるかと思います。

こちらです。

said when you accept that you cannot be as successful as other people without doing what they do, even though you do not approve of or agree with it

誰かがある手口で成功している。賛成も同意もできないやり口だが、彼らと同じ手口を使わなければ、彼らと同じくらいの成功は望めない。

そういうときに、「彼らを打ち負かすことができないなら、彼らの陣営に加われ」というフレーズを使うようです。

翻訳原稿の文脈も、「本来なら業界がちゃんと自主規制するべき手法なのだが、うまく規制できない。一部の企業はその手口で大もうけ。だったら我々も同じ手口を使ってしまえ」と、こんな感じでした。

もうちょっと軽いシチュエーションでも使えるようです。The Free Dictionary の例文を拝借しましょう。

A: I thought you said you’d never join social media.
B: Yeah, but everybody else has, so if you can’t beat them, join them, I guess.

「君、SNSなんか絶対やらないって言ってたよね」というAに、Bが答えます。「まあそうなんだけどね。でもみんなやってるわけだし、時代の趨勢には逆らえないよ」。

機会があったら使ってみてね。

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