少し前に I’m sold というフレーズをご紹介しました。あれと対になる言い回しです。I’m sold をお読みいただいていれば、もうお分かりですね。
ではちょっとおさらい。I’m sold は「いいよ、分かった、納得した」という意味でした。
I don’t buy it はその反対。相手の話を聞いて、「納得できない、信じられない、受け入れられない」と感じたときに、このフレーズを使います。
The Free Dictionary から例文を借用します。
My brother says that his latest scheme will make millions, but I’m not buying it.
「今度の事業は大もうけができるぞと兄は言うが、ありえないね」
The teacher didn’t buy my story about the dog eating my homework.
「宿題の紙を犬に食べられたという話をしたけど、先生は信じてくれなかった」
Cambridge の例文も言い訳がテーマです。
She’ll never buy that story about you getting lost!
「道に迷ったなんて言い訳、彼女が信じるわけないよ!」
実際に使うフレーズとしては、このふたつを覚えておきましょう。
I don’t buy it.
「そんな話、信じるもんか・納得できない」
She won’t buy that story.
「彼女はそんな話、信じないよ」
けっこう日常的に使うフレーズですよ。ほら、人は眉唾な話とか言い訳とかしますから。
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