手間暇かけて成果はこれだけ? 誰もが一度ならず経験することです。人生、割に合う合わないだけで生きているわけではないけれど、やっぱり割に合わないことはやりたくないよね。
だから。
これはどうも時間も労力もかかりそうだぞ。という計画を前にしたら、必ず問うてみるべき問いがこれです。
Is the juice worth the squeeze?
そのジュースは搾るに値するか? 搾るだけ無駄なら搾らないほうがよい。割に合わないならやめておけ。そういうことです。
実際にはどのように使うのでしょう。
The Free Dictionary に良い例文がありましたので、ちょっとお借りしたいと思います。
A: I’m just not sure if college is the right choice for me.
B: I can understand that. It’s a lot of time, money and hard work. You’ve got to be sure that the juice is worth the squeeze.
大学進学は僕にとって正しい選択なんだろうか、とAが言い、Bがこう答えます。迷うのも道理だ。時間もお金も努力も必要だからね。いく価値があるのかないのかちゃんと考えないとね。そういう会話です。
You robbed a convenience store for a few thousand dollars, and now you’re facing 15 years in prison. Was the juice worth the squeeze?
君はコンビニ強盗で数千ドルを手にしたかもしれない。でもその結果、君は15年間も塀の中だ。割に合う話だろうか。
もちろん、犯罪は割に合う合わない以前に善悪の問題なのですが。分かりやすい例文であることは確かです。
ついでに、こんな使い方もします。
Juice is not always worth the squeeze.
搾るに値しないジュースもある。すべての努力が利益を伴うとは限らない。骨折り損のくたびれもうけということもあります、ということですね。
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