remember to do と remember doing。remember という動詞は、後に不定詞が続くか、あるいは動名詞が続くかで、意味がまったく異なります。で、どう違うんだっけ?忘れることしばしばですね。この際ですからしっかり覚えちゃってくださいませ!
remember to do something
まず不定詞を伴う場合、これは基本的に「これから(未来に)することを覚えておく」あるいは「これから~するのを忘れない」、「忘れずに~する」という意味です。
I must remember to call my dentist.
忘れずに歯医者に電話をしなきゃ。
Please remember to include your postal code.
郵便番号をお忘れなく。
remember doing something
動名詞を伴う場合は、「(過去に)したことを覚えている」という意味になります。
I remember watching this movie on TV.
この映画はテレビで観た覚えがある。
Do you remember locking the door?
ちゃんと戸締まりしてきたっけ? (施錠したのを覚えていますか?)
さて。
「覚えている」に対する「忘れる」=forgetも、同様の使い方をします。ついでにおさらいしておきましょう。
I forgot to return the book to the library.
図書館に本を返却するのを忘れた。
I forgot returning the book to the library.
図書館に本を返却したことを忘れた。
前者は本を返却し忘れた(本はまだ手元にある)、後者は本を返却したにも関わらずそのことを忘れていた(本は手元にない)、という意味になります。
最後まで読んでくれてありがとう。
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