workplace vaccination:職域接種

2回目のワクチン接種を終えてほっとしたのもつかの間、3回目の接種は不可避のようです。医療関係者に続いて「職域接種」も前倒しになるとか。この「職域接種」、英語でいうと?

まず、「ワクチン」については、vaccinevaccinationvaccinate という三つの単語をおさえておきましょう。vaccine は「ワクチン」、vaccination は「ワクチン接種」です。vaccinate は「ワクチンを接種する」という動詞です。

さて、職域接種。英語では workplace vaccination です。workplace は「職場」です。日本語でも「職場接種」にすればいいのにと思わないでもありません。

大きな会場に多くの人を集めてワクチン接種をすることを「大規模接種」といいますね。英語でもそのまま mass vaccination です。大規模接種会場は mass vaccination site、または mass vaccination center です。

ワクチン接種を受けるには、住民票のある自治体から送付される「ワクチン接種券」が必要になります。英語では vaccination ticket です。ticket の代わりに coupon を使い、vaccination coupon とか vaccine coupon ということもあります。

当初、ファイザーやモデルナのワクチンは「2回接種ワクチン」と説明されました。英語では two-dose vaccine です。最初のワクチン接種が (the) first dose (of a two-dose vaccine) です。2回目は second dose です。

ところが、より感染力の高い変異株に対応するため、3度目の接種が必要になりました。ニュースなどでは booster dose とか booster shot という言葉が聞かれます。日本語でもそのまま「ブースター接種」といいますね。

本来、「2回接種ワクチン」を2回接種すれば接種完了です。

I’m fully vaccinated!
「接種完了!」

こう宣言してどや顔できたはずでした。ですが3回目が必要となると、2回打っただけでは「完了」とは言えなくなってしまいます。

アメリカのテレビ映像で、「FULLY VACCINATED」とプリントされたTシャツを見かけたのだけど、あのTシャツ、3回目の接種を受けないと着られないんですかね。

英字新聞などで、新型コロナウイルスワクチンに関する記事を読むと、これらの単語が出てきます。覚えておくとよいですよ。

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