I couldn’t agree more.:まったく同感

なぜ I couldn’t agree more で「全面的に同意する」という意味になるのでしょう。couldn’t agree に引きずられ、反対の意味に誤解してしまう向きもあるようです。今回は、このフレーズを含め、「couldn’t + 比較級」についておさらいしたいと思います。

まずは表題から。

I couldn’t agree more.

いわゆる仮定法を使っています。直訳するなら「今より以上に同意できない」でしょうか。

現在の同意のレベルがマックスなので、これより以上に同意のレベルを上げることができないのです。つまり「最高に同感」なわけです。

まったく同感」、「全面的に同意する」のほか、映画の字幕などでは「ごもっとも」とか「おっしゃるとおり」などの訳文も見かけます。

ビジネスシーンも含め、日常的に非常によく使われるフレーズです。このまま覚えてしまいましょう。

実は、このような「couldn’t + 比較級」を使う慣用表現はほかにもあります。いくつか例を挙げましょう。

It couldn’t be better.

「これより以上に良くなりようがない」ほど良い状態を意味します。「絶好調!」とか「最高!」という意味ですね。「儲かりまっか?」と聞かれて、笑いが止まらないほど儲かっているなら It couldn’t be better です。

It couldn’t get any worse.

これは反対の「最悪」です。もうこれ以上1ミクロンも悪くなりようがない切羽詰まった状況です。まさしく「どん底」。

I couldn’t care less.

直訳すれば「今気にしているより少なく気にすることはできない」です。これはつまり「最低レベルで気にしている」のであり、平たく言えば「全然気にしていない」ということです。今より以上に気にしないことができないほど気にしていない、つまり「どうでもいい」という意味になります。文脈によって「そんなの関係ない」とか「そんなこと知るか」など、訳文はいろいろ考えられるでしょう。

「couldn’t + 比較級」は英語らしいといえば、いかにも英語らしい表現です。ここでご紹介した例文くらいはそのまま覚えてしまうと良いですよ。慣れてしまえばけっこう応用のきく構文です。

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