Oh, you shouldn’t have!:お気遣いありがとう

なにか頂き物をしたときなどに、「まあまあ、ごていねいに」とか「あらまあ、こんなお気遣いをいただいて」とか言うでしょう? どちらもお礼の気持ちを表す表現です。実は、英語にもこれに相当する言い回しがあるんですよ。

ブリトニー・スピアーズの「Oops!… I Did It Again」を例に取りたいと思います。

この曲の後半に、ブリトニーとマックス・マーティンの掛け合いが入ります。

Britney: But I thought the old lady dropped it into the ocean in the end.
   (でもあれって最後のシーンで老婦人が海に落としちゃったのよね)
Martin: Well, baby, I went down and got it for you.
   (ああ、海の底まで行って、君のために拾ってきたのさ)

これに続くブリトニーの台詞が “Oh, you shouldn’t have.” なのですが、まずは shouldn’t have をおさらいしましょう。

基本的には、shouldn’t have + past perfect (過去分詞)で「~するべきではなかった(のにしてしまった)」という意味になります。いわゆる仮定法ですね。

たとえば。

Phew, I shouldn’t have eaten that much.
ふー、あんなに食べなきゃよかった。

You shouldn’t have said that.
君はあんなことを言うべきじゃなかった。

さて、ブリトニーの “you shouldn’t have” に戻りましょう。彼女はマーティンに「海に潜ってまで拾ってくるべきではなかった」と言っているわけですが、ここでは「そんなことしてくれなくてもよかったのに(そんなことまでしてくれてありがとう)」というニュアンスを含んでいます。

このように、相手があなたのために何かを「わざわざしてくれた」とき、過分な「気遣いをしてくれた」とき、「わざわざありがとう」、「気を遣わせてしまってすみません」という意味で、“you shouldn’t have” を使うのです。

ストレートに Thank you でも良いのですが、こんなフレーズを知っていると、いつもより気の利いた表現ができますよ。

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